厚労省の統計によると、日本にいる536万人が、ギャンブル依存症です。
ギャンブル依存症が月につぎ込む金額の平均は、5.8万円と言われています。
これを聞いた時、皆さんはどう感じたでしょうか?
この金額と同じくらいかけている趣味があれば、依存していないか考えるきっかけにしてみてください。
今回は、ギャンブラーに向いている人、向いていない人の特徴を紹介していきたいと思います。
ギャンブラーとは?:感情的になる/ならない
「やっていて楽しい」「勝って嬉しい」という喜怒哀楽から、人は娯楽としてギャンブルをします。
しかし、中には必要以上に感情的になってしまう人がいるのです。
こうした人は、ギャンブラーには向いていない性格と言ってもいいでしょう。
感情を理性で抑える、コントロールする事ができるようになってこそ、真のギャンブラーかもしれません。「ポーカーフェイス」という言葉があるように、ギャンブルで大敗しても、平然といられる冷静さが必要です。
ギャンブルで100戦100勝できるひとは、中々いません。
感情を必要以上に露わにすることは、「自分に自信がない」「余裕がない」事を、認めているようなものです。
感情で生きている人は動物と同じなのです。
理性をコントロール出来ない人は、搾り取られてしまいます。
ギャンブラーとは?:情報弱者/強者
スマートフォンの普及による、インターネット社会において、情報弱者か強者による違いは大きいです。
情報弱者という事は、勝つための情報収集を怠っている、勉強不足である事を意味しています。
ギャンブルでは特に、情報弱者と強者の差は如実に表れると言っていいでしょう。
情報を入手する事は、自分の財産にもなり、正確な情報に基づく正しい行動にも繋がります。
インターネットで調べることは勿論、人との交流で新しい情報を収集していく事が、勝利につながるのです。
ギャンブルはただ単に楽して、勝てるわけではありません。
ギャンブラーとは?:カルトに頼らない/頼る
「ギャンブルはただの運だよ」という事を、よく言う人がいます。
しかし、それは半分あっていて、半分間違っています。
運がいい人は、確かにいます。
しかし、運に全て任せっきりの人はいません。
また、運やオカルトに任せっきりの人はギャンブルに不向きでしょう。
よくスポーツ選手で、ゲン担ぎを行っている人がいます。
それは、ただのルーティーンの一種であり、精神面の安定を図る方法なので、根本的に違うのです。
オカルトに頼るというのは、自分の力以外の何かに縋るという行為で、簡単で楽をしていると言えます。
神に祈る事は最も無意味に等しい行為で、目の前の現実から目を背けてはいけません。
勝つための努力を怠らず、少しでも勝率をあげていきましょう。
ギャンブラーとは?:過去思考/未来思考
ギャンブル依存症の人と、プロの思考に寄っているギャンブラーの思考の違いは、「過去思考」「未来思考」かだと、言えます。
負ける癖がついている人を見るとよく、「この前はあんなに当たったのに・・・」と、言ってる人がいませんか?
過去の栄光に縋っているのです。
そして、意味不明の理論を展開し、信憑性のない情報を本気で信じています。
このような人とかかわっても、あまりいい影響はありません。
本当に正しい情報であれば、負けないのです。
一方、優れたギャンブラーと感じる人は、見極めがよく、サバサバしていて見ていても心地が良い人が多い気がします。
ギャンブラーとは?:負けても何かのせいにする/自分で受け止める
パチンコ屋にいくと、よく見かけますよね。
更にエスカレートすると、事件にもなります。
負ける思考がついてる人は、自分がまけることに耐えられないのです。自分でパチンコ屋に出向き、自分が選んだ台で、自分で決めた金額を使ってるのに、当たらなければ八つ当たりに走ります。
冷静に考えれば分かる事で、全て自分のせいなのです。
「運がない!」「台が悪い!」と、嘆く前に、どうして勝てなかったのか、自分の行動を振り返りましょう。
ギャンブラーとは?:物事を合理的に考える/考えない人
ギャンブルで負ける人のパターンで多いのが、一発逆転や、一攫千金を狙う大勝負に出る人です。
今まで負けた分を、1発あてて回収、あわよくばプラスに持っていこうというわけです。
負けたら大損、勝てばプラマイゼロのゲームは、果たして、いいゲームと言えるのでしょうか。仮に当たったとしても、もう一度当てる事ができれば・・・と、欲求は止まらないでしょう。
冷静に長期的に見れば、大損になる可能性が高いと言えます。
ギャンブルで勝つ人というのは、「期待値」を読み、効率よく打ち、日々の情報収集を積み重ねた結果なのです。
その日だけ勝ちたいという思考は、今すぐ捨てましょう。
その日の最良の選択をし、これの積み重ねによって、大当たりが転がり込んできます。
また、感情的になってしまうと、頭に血が上って合理的に考えにくくなると言われています。
これまで紹介してきたことは、全て繋がっているのです。
ギャンブラーとは?:まとめ
如何でしたでしょうか?
1つでも当てはまっている事があれば、ギャンブラーには向いていないかもしれません。
または、ギャンブル依存症の予備軍かもしれません。
よくギャンブルで勝つ人が周りにいませんか?そういう人は、ただ運がいいわけではなく、本気で打ち込み、日々の積み重ねから成功しているのです。
もし、ギャンブルを本気でやるのであれば、今回ご紹介したことを、特に意識してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。